Tuesday, May 11, 2021

漫画についてのこだわり

 個人的に、漫画についてこだわりがあり、これまでの平均的な漫画の在り方について、反発というか逆張りしているところがある。

それは、白人は日本人ではないし、日本人は白人ではないよ、

という当たり前のことで、

でも白人に寄せた、金髪で目の青い鼻の高いキャラに日本人名をつけるみたいなのはデフォルトというか横行しており、個人的にはいやいやいや・・・・と思っている。

これは文化的にもよろしくないというか「倒錯」レベルだと思っていて、

それぞれの人種がそれぞれの個性があっていいというか、

日本人には日本人のよさがあるし、

中国人には中国人のよさが、

韓国人には韓国人のよさが、

アフリカ系にはアフリカ系のよさが、

ベトナム系にはベトナム系のよさが、

タイ系にはタイ系のよさが、

ヨーロッパ系にはヨーロッパ系のよさが・・・

といったかんじでそれぞれの人種・民族の歩んできた道、

それは外見も、話す言語もだけど、

それぞれがそれぞれ違ってそれぞれいいんだ、

それを、

ちょっときつい言い方をすれば、

無駄に白人に寄せようとする文化を捏造するから、

女性が整形に走るわけで、

本来の姿形、

本来の自己の歴史文化、

それを生かすのでなく、

その素地を花咲かすのでなく、

「何か別のもの」

に変わろうとするからそれはいびつなんだよ、

倒錯なんだよ、

それぞれ、それぞれの道を極めること、

それぞれの美しさを極めることが美なんだよ、

そういう思想、思考、それを

絵として、

絵のこだわりとして頑なに堅持したいな、と思っている。

もちろん僕みたいな無名の零細インディーズ漫画家がこんなこだわりをもったところで

1デナリの社会的影響力も価値もあるものではないが、

まあ何かしらの発信として有意義ではないか、

そうは思う。











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