Saturday, October 21, 2023

イスラエル・パレスチナ戦争について

はっきりいって泥沼・地獄としかいいようがない。

ハマス以外にもヒズボラ(レバノン)、かつてはタリバン、アルカイダなど中東はもともといた。

イスラエル建国後、そもそもパレスチナとイスラエルは相当ひさんなゴタゴタがあった。

イスラエルも相当なことをやったし、パレスチナ(の武装組織)も相当なことをやった。

とくに1973年の Yum-Kippur戦争のときは対エジプト・対シリアでこのときはイスラエルのほうが相当な死者を出していたはずである。つまり、Yum-Kippur以降以来のイスラエルの軍部機関(IDF)のインテリジェンスの失敗だ、ということができる。

地政学的にみればそもそもイスラエルは結構つんでいる。

エジプトも、ガザも、レバノンも、サウジもまわりの中東全部イスラム教国である。

とはいえ、

アブラハム・アコードというのがあり、サウジ・UAEなどアメリカとの経済的結びつきを深めることでより経済的にメリットがほしい、と考えた中東の国々があり、

徐々にサウジ含め中東の国々が(仕方なくの面もあるが)アメリカの要求にコミットする形でイスラエルとの関係改善をしていた・・・矢先であった。

ここからはあくまで仮定にはなるが、ヒズボラやハマスに対して、イランが実質バックについていることからも(経済的な支援・軍事訓練など)


イランが今回のハマスの攻撃に関与している可能性は否定できない(私は可能性、といっていて事実は知らん)


イスラエルの南部(キブツ)など、大量の民間人が殺され、強姦され、また150人ほど人質にとられていて人道的に到底許されることではない。

本当にひどいとしかいいようがない。


今回の件でインドやその他(たぶんメインがイラン)がSNSでまたプロパガンダを大量に流していて、まあロシアの時と同じだけどまあ悲惨としかいいようがない。


一方、イスラエル側も予想通り反撃で民間人を殺しまくっていて、まあ目には目を、歯には歯をでイスラエル・ガザ双方の僕達と普通の、僕達となんらかわらない、お母さんやお姉ちゃんやお兄ちゃんが全く意味もなく殺され蹂躙されていて、


本当に正義もクソもない。どっちかが正しいとかそういう問題ではない。


カタールでの韓国経由のイランの資産凍結が、米国によって解除されたことでイランが勢いづいた、ということなのかもしれないし、

サウジなどイスラム圏の国々がイスラエルに媚を売っている(というふうに見えた)のがイラン・ハマスにとって気に入らなかったということなのかもしれないし、

まあそもそもパレスチナのインターネット回線はイスラエルを経由するのでそもそもタンパリングとかが可能だったしドローンとかでいろいろ警戒していたにも関わらず、地下に1300くらいトンネルを掘られて攻撃を許した、


やはりネタニヤフがあまりにも気を抜きすぎていた、ということだと思われる。


気を抜きすぎていたし、極右に配慮しすぎてWest Bank(PA)やガザ(Fatah)に交渉の余地をなくしたことで


「暴力・・・暴力は全てを解決する・・・」「うちらの政府まったく役に立たねえ・・・」


というロジックになっていった可能性は否めない。


でも殺されてるの、ほぼ民間人だからね。ハマスのなにがどう正しいの?


また、ガザは市街戦になり、市街戦となると東京やイギリスよりも人口密度の高いガザではハマスなど武装組織が簡単に民間人に溶け込めるので、攻め込むのが容易でない(家にトラップも仕掛けられるし)なので、空爆で民間人構わず殺すという地獄絵図になる。でもこれも


「ガザが〜」「イスラエルが〜」


みたいな簡単な話ではない。弱者はゲリラやテロを戦争の手段として使う、という普遍的事実もあるわけで。


どっちが正しい、どっちが悪とかそういう簡単な次元の話ではないし、


まあそんなかんじで。


どちらの国にも、悲惨なレベルで被害者がでていて、それらはぼくらやぼくらの肉身と

おんなじで、


やはり戦争が悲惨なんだ、ということしか


僕らにはわからない。


アメリカはウクライナ戦争、それから今回のイラン(が関与していると思われる)パレスチナ戦争、


などでリソースが枯渇し、


台湾有事にそなえるのが難しくなる可能性は十分にある。


ロシア、中国、イラン、北朝鮮の四カ国の友情・絆は本当に強い。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20230425-OYT1T50134/

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-64716127

https://www.tokyo-np.co.jp/article/283759






「これが正しいんだ!」「これが悪だ!」という善悪二元論的な思考回路は純粋に知能のリソースを使わない、怠慢である。


で、怠慢なら本人が貧しくなるだけなのでいいのだが、その情報汚染をまわりにまで移すというのが「害」である。


反ワクチンにはじまり政治のあらゆる嘘情報まで、


発信しないほうがましなレベル、というのが実際である。何度ループしても、ループすればするほど自分の社会的な信用や人間関係を破壊していくだけである。


日本はどう振る舞うべきか。


また、僕らひとりひとりがこういった地政学リスクをどう考慮するか(真っ先に察知して1番安全な国に逃げる必要がある)



まあそんなこんなで。


https://www.youtube.com/watch?v=YGkVmQle1cE


ホストと読む、新約聖書|マタイによる福音書|第11章

ホストと読む、旧約聖書|創世記|第6章