Tuesday, June 19, 2018

独り言っておかしいのか、気持ち悪いのか、問題

昔性の喜びおじさんというのが話題になった。電車の中で独り言をいうおじさんを面白おかしく盗撮したものがSNS上でブームとなり、人気者になったというやつだ。結局、彼は殺されてしまった。

日本では、とりあえず「おかしなやつ」「精神疾患」というラベルを何でもかんでも貼ることで、対象を攻撃可能な(または社会的抹殺可能な)個体へとシフトさせ、彼への社会的な制裁の行為を正当化する、ということをやる。これは現代にも残る村社会の例のアレで、なんつうかアレだ。

天邪鬼というわけではないけど、僕の知りうる限り、独り言を言っている人は別に何一つおかしくはない。それを「おかしい」という文化があるからそれがおかしくなっているだけで、彼らは別に市民社会に危害を加えているわけではないし(わざと挑発してそれを待つとかはあるだろうけど)、ほとんどのそういう系の人は極めてただの人畜無害な人間だったりする。

事実、僕はサンディエゴに出張に行ったけど、そこでは普通にそういう独り言の人がかなりな確率で当たり前のように存在した。彼らが若者の集団から好奇の目で見られたり、嗤われたり、という光景は一切見ていない。

本題に入ろう。独り言はおかしいのか。結論からいうとおかしくはない。なぜなら、人間の統一された人格というのは統一された「仮象」をとっているだけであって実際はバラバラな部品の集まりである。

脳の割と中心部の部分は動物的な本能を司っている。右脳は、左脳は、別々の機能を負担しており、これらも実は別の人格である。武道とか格闘技とかで刷り込んだ動きとか組手、実戦の喧嘩とかの経験値が、実際暴力に巻き込まれた際発揮されるのは、それは独立した古脳の判断や動きである。職人が手を動かしてクラフトを作るとき、言語野なんて全く機能、関連してはいない。別の部品だからであり、別の部品ということは別の人格である。

もう少し卑近な例でいうと、あなたがブラインドタッチしながら怒りながら何かをタイピングしていたとする。そうするとタイピングしている知覚の部品と怒っているあなたの部品と言葉を出そうとしている部品は全部異なる。全部違うモジュールである。その中の一個が欠けてもあなたという人格自体はまだ生きている。わかるだろうか?


つまり、人間の脳は(精神は)複雑な複数のモジュールが連絡を取り合って統一したような仮象を持って運用されているだけであって、本来は一つではない。それぞれがそれぞれで独立しているのだ。

そして、このモジュール間のどこかの通路が壊れたり、一部のモジュールが機能しなくなると、それは外からは「変」な挙動として現れる。というだけにすぎない。

つまり、右目が失明した、というのと同様に、脳の中のモジュールの一つが欠損する、とか一時的に麻痺する、と人の挙動は「変」になって見える。でも右目を失明した人を好奇の目で見る人はいない。「頭おかしいやつ」を劣っていると認識する、また、準社会的な存在としてみなす、というのはそれ自体が「頭がよくない」。

自分の人格を複数にパーティションして、複数の仮想領域間でインタラクティヴに運用してみる、これはDockerみたいなことで、一つの人格の中で複数のプロセスを立ててそれを並列で(または並列な体で、CPUのプロセス実行はスケジューラとかいう技術でこれをやっている)動かす、ということは割とふつーなことだ。(で、それらがカーネルとかを共有するみたいに、言語野を交互に使いながら互いにコミュニケーションしあうというのは、極めて自然だと思われる)

漫画家とか作家なんかは当たり前のようにやっていることだ。僕の場合もやっている。「共産主義の日常」の場合、鬼頭ひろみは比較的保守の、気を張ってお姉さんタイプだけど実はちょっと線が細い、この子の脳みそのプロセスを立てて、外的な刺激に対してどのように反応し、感じ、行動し、判断するか、ということを運用する。つまりキャラは初めに最小限の前提条件だけ決めておいて、ストーリーを運用しながらその子が実装されていく。なっちもあいかもそうである。

なっちはなるべく精神年齢を下げ、子供でありながらおてんばで、閉塞感を破ろうとする。

また、身体的特徴(ひろみはチビ、なっちは外人)もその子の人格や出力に関わってくる。

このての感覚、(キャラクター)は、いってみれば「気持ち悪い壮大な独り言、一人会話」みたいなものだ。

落語だっていってみればそうだろう。デファクトになってしまえば日本人は手を叩いて盲信するが、そうでなければ、みんなと違えば、途端に「異常でダメなもの」扱いしてしまうきらいがあり、これは変わっていかないといけないんじゃないかなあと思う。

独り言はおかしくない。

まず自分が「一人である」という錯覚を捨てるべし。

キャラクターを作る人間はそこから複数の人格を並行運用するし、それがマジのOSのスイッチングになると多重人格になる。

人間ってもっと深くて面白いのだ。

市井の偏見で決めつけることに意味も価値もない。そうやってばかにされてきたものが、どんどん成功してるのが歴史じゃないか。

Monday, June 18, 2018

Saturday, June 16, 2018

Painted the GIF images




Her name is Natasha Pomyuskiv. A communist girl protagonist in my manga.
If you want English translation of my manga, i need your financial donation.

Thanks.

Kei


色ぬりめっっっっっっっっっちゃ しんどかったで

GIF (24 pages, no paint)



just completed making GIF animation. Now painting phase is left.

Friday, June 15, 2018

小説「エンジニア列伝」第1話

※この話はフィクションです

僕は原罪を背負って生まれた一人の子羊さ。そんなキザなセリフから1日が始まる。僕の朝は少し人よりは遅い、みんなが6時の目覚ましをまさぐる間、僕は心地よい余韻に浸る。

僕の名前は菅野契(すがのちぎり)。職業はSEと言われている。この仕事は選ばれた人間だけが生き残れる世界。才能がなければ、生き残ることは難しい。

先月、同じ技術課の斎藤がおもらしをして大騒ぎになった。朝の朝礼での点呼の後、彼は徹夜でシステムのリリースを行っていた。斎藤は少し小肥りで、よくいるような、ちょっと肌の色の青い人の良さそうなやつだった。だが、リリース当日にバグが発覚した。

バグ、というと多くの場合、技術系のうちわの人間も、また、外野も、一個の虫を想起するだろう。でも実態は違うんだ。斎藤は行き詰まっていた、なぜなら、このバグには終わりがないからだ。やつは大規模プロジェクトに放り込まれて、設計からクソだった。

おっと、バグの話に戻ろう。バグとは、要はものを作るときに、その物に「矛盾点」や「欠陥」が存在する、ということだ。人間はミスをする。例えば、いまこうやって、というより、これはダイイングメッセージなんだけど、僕がこうやって書いている日記だっててにをはは間違える。特に、論理的な思考ができないやつ、論理的な文章の組み立ての訓練をしなかったやつは、その文章はいびつになり、文章として機能しなくなる。

割れ窓理論よろしく、一つの欠陥は複数の欠陥をうむ。その複数の欠陥はさらにその先の欠陥をうむ。こうやって等比級数的に「矛盾点」や「欠陥」は膨れ上がっていく。

斎藤はリーダー的なポジションの人だし、あまり組織内の政治的闘争とか、そういう大人のアレの事情なんかで勝てるようなやつじゃなかったんだと思う。

彼の中で、時間がどんどん砂時計が落ちて行くように消えて行く、なのに他のやつらが(ここにはやめたやつら、も含む)残していった「欠陥」の尻拭いをする、そして時間が湯水のように消えていく。

そして、おそらく彼の頭の中で、というか、彼の体の細胞が、彼を解放してあげたかったんだろうな。

あたりに飛散する黄色いそれと、アンモニアの嫌な臭い。女子社員たちが悲鳴をあげ、男たちはそこにいる物体化した社員を見下した。

それからしばらくして、一人の地味な女の子が、バケツと雑巾を持ってきた。

「あの子は….」

「確か総務の張さんですよね」

張さんは黙々と雑巾を絞り、その場を拭く。

「ワカンねぇな〜」「でもすごいね、いい人だね」

外野からの見物人たちは口々に褒め始める。もちろん、心の中では下にみてるんだろうな。僕の性悪説的な疑心暗鬼でただの間違った予測変換とか、憶測で、人間の本質を悪いものに捉えがちなだけなのかもしれないけど。

こうしてる間だって、僕の体は何一つ動いてない。

そこに何人か別の子が集まって、張さんに加勢した。すげえな張さん、嫌な顔一つしねえのかよ。

自ら汚れ役を買って出る人間は、きっと信頼できる(人に寄り添える)人間だろうな。

でも、要領よく華やかに勝てる人間は、この場から真っ先に逃げる人間だろうな。

くだらないことをぐるぐると考えて、僕の体は何一つ動かない。

(続く)

https://note.mu/suganokei/n/ne75b4bc5e43a

GIF製作中



6枚まで作った。あと18枚は後日に回す

こんなのもある





Thursday, June 14, 2018

ラップ作ってみたよおおおお


Excuse me excuse me... where is the way to the station? Ah ah Okay okay thank you, i dont know.

Thus we're tryin to abstain from awaitin fate the messy state, crazy nestin my misery tweak on the freak, speak Greek population increase, cream wasted tested on the sunny day, makes me sick moron; i was jus... attempting murda, shudder thus the mindset was hawling it dope mostly achieving the goal but it gonna hurt me, it gonna slightly painful name it, not that I want the type of shit means glitch bitchin' wikipedia cunning glean, doing something weird, prick, do away with it misleading shit would be again classy might be pun in it what is it on top of it. Ruling out the fool we work with tool we having already smirk aw-ful it makes my life miserable for long time drawing back the hair lean wipe out my face scribble riddle keep an eye on it holy shit nominee the life is kind of dia-rrhea to crap up but money solves any, mostly heavy crime felony just found out you mess up with to sth else it pry, a group religious monitors you jacking ISP, last night make me lazy, they speaking lies broadcasting, paper folding gigantic corp holding, i might be beaten up mostly deprived of the honor by the fake propagation within the fake nation, treated as sub-human yet still read the Al Quran, salvation coming, hating pastors, last time Christ bogged down across frowning typo I told last though, God damn relatively negative crammed, will bounce since this place is non-good, still give me sadness and halpess situation grab my arm, rolling playing with those fucking, hallicination, dazzled intertwin, must be greedy shotgun blown up face cracked, lying on the floor brain cell burned down, thats false, that's not my business, silly, tens of thousands of lives are born but I'm standing alone, life jacket, me lost the wallet, cared, might be flattened stay, it has been crapped out, outside is cold mostly, polution found out gonna be totally masked strip string mist, dilligent never get oint, once upon a time that bastard was good kyte really, bum fighting as the vermin on the street but that occured cuz there was no one to care for him.

Stomach hurts, gloan because we morn valor, let me guess rapist, mess with them gay freak, gonna just contagion, rotate i respect some, classy must be something juice, in the hood recording the script green leaves check that wack stack out bow wow, never been in the community but wait a sec there's a tons of problems, other asian one never welcome us, let thus happen get that down i don't buy it likely highly kind of riddle ripple freelance god damn, desperate to seek for the savious sassy, might be crappy might be lovely but looking back is not that option but such kinda phrase is held by many, lest in peace. Totally globally accepted habit, concept and dendrite, end point healthy, lest in peace gaming this, let it be cleansing risky my face skin be sometimes aggressively rubbish, peel my cell off, then, no choice but foil the meat and feel free, dollar tree, abhorrent communicating skills exposed chill, those people be scornful, make me upset always just give me the chance to practice the curse ritual, the drug was sold in the MS13 bad beat curly hair, early morning, hanging out with, however there is the crisis on our privacy, luxurious furious day, dubious state glory, walking on the bridge dope, calling yall a bit slope, wiggle people in the middle give me the riddle, sheeple, highly trained math, widely acclaimed thus, just stop and contemplate, clock-wise don't make me waste the fuel, duke, fool, moon light cascading last stating buiscit, local client tangent loving drake, no phrase raised up state maze lame eyes falling upon torrent lily jerk smirk won't comin love


[* the rhyme is created 6 months ago]


一応参考程度に

ボーカルのエフェクト



全体としてはコンプレッサのディストーションをオフにし、 Rap Vocal用のプリセットを使用。吸音材とかのない普通の建物なので、音の反響とか、オーディオインターフェースでどうしようもできない感じの雑音をノイズゲートでごまかす(お化粧)。ラップの音は、高音域を大きめにして低音を、ドラムやベースあたりと被らないように削る。(これしないと音が割れる)

次、ネタ音。




ネタ音は全体的に中高音域(中音域が盛り上がり気味に)を強調して、低音はちょっと削る。ベースもここに属している。他ジャンルならベースは切り分けたほうがいいんだろうけど、ヒップホップなのでいいかな、的な感じ。

また、AUPitchでお好みの音階に調整する。あんまりこきすぎてやりすぎると気持ち悪くなるが、音階気持ち +- 2度くらいでちょっと良さげになる。

最後、ビート。



ビートはスネアがやたらうるさくなることがあるので、スネア限定で音を小さくする。また、音階を少し下げると優しいヒットになる。

また、ビートだけ作った時は良さげに思っていても、コンポネントが 多すぎると音割れの原因になるので、優先度低いやつからミュートして言って調整する。(シーケンサーはコンパイルまで音割れがわからないのが辛いところ)


以上、そんなかんじかな

ラップのフローとかの解説は言語化が難しいので無理

ちなみにこっちはネタ抜き

Tuesday, June 12, 2018

小学生でもわかる、イーサリアムのステートチャンネルについてまとめ


 ぼくみたいなかなりバカな部類の人にもわかりやすいようにEthereumのState Channelはなんぞや、ということについてまとめてみた。ざっくりいうと、

すてーとちゃんねるとは、ブロックチェーンのなかから、状態を取り除いてあげることです。

ブロックチェーン 引く、じょうたい、が、すてーとちゃんねる。です

おしまい。

で、この状態をデポジット(あずける金)にします(一時的に保留というかあずけておく)。

 で、後でイーサリアムの上で泳いでるアプリたちが、このじょうたいをいつでも使えるようになるわけです。

なんでこんなことをしないといけないかというと、みんなのブロックチェーンの中にいっぱいこものが溢れかえってると重いです。地域の回覧板のことを考えて見ましょう。あの回覧板に20キロのダンベルがついてたら「しね?」と思いますよね。そういうことです。

メリットとして、すてーとちゃんねるは、通常のブロックチェーンに比べて速いです。

また、プラズマというやり方もあるのですが、こいつとの違いは、すてーとちゃんねるは参加者がみんなオーケーして初めて確定(最終的に決まる)します。

 これまでのブロックチェーンも、似たような考えはあって、ライトニングネットワークっていうのがあったんだけどこれはカネのみ扱うのに対し、すてーとちゃんねるは、カネ以外も扱うよ。



で、実際にどうやってすてーとチャンネルが動くかみていこう。

まず、ありす(A)とぼぶ(B)が、将棋ゲームをやっていたとする。

まずありす先攻で、ありすが動く。(M0) その時にイーサリアムにショバ代を払わないといけない(T0)、で、この動きに対して、ありすは「わたし、ありすがこれを実行したのよ❤️」という証明をするために、署名をする(SA)

なので左の上の図みたいになる。ちなみに Cは契約(コントラクト=将棋ゲーム) m(ブロックチェーン)

M(0)T(0)S(A)   → C(m) .... 1

したら、もしありすが買ったらC(m)(将棋ゲーム)はありすに 「んよしんよし、よくできたでちゅねー、お金あげるねー」といってご褒美にお金をあげないといけない。このお金をイーサリアムというんんだけど、これをあげるので、

if A.win
  Cm -(e) -> A

となる。

でもこのやり方だといちいちありすとボブが動くたびにイーサリアム大先生にショバ代を払い続けないといけなくて、貧乏になっちゃうよ。

だから「すてーとちゃんねる」が発明されたんだ。

まず、二人ですてーとちゃんねるを作る。

ステートちゃんねるの中で、ありすが自分のターンの動作にサインする。で、それをイーサリアム親分の上にある将棋ゲーム(Cm)に送るんじゃなくて、ボブに送っちまう。

M(0)T(0)S(A) -> B ....2

ボブはこいつをもらったら、それに「俺はボブだ」とサインする

M(0)T(0)S(A)S(B)  ...3

で、自分もこれの控えをとっておいて、これをアリスに送りつける。
なので、 アリスもボブも両方とも(3)を持っている形になる。


ボブからアリスに動作するときも全く同じことをしてやる。

それを繰り返して、最後にゲームが終わったら、チャンネルを閉じる。

閉じたら、「へい、イーサリアムの旦那、終わりましたぜ、」と言ってこのステートチャンネルでやりとりしていたやつを Jm (Cmと同じ)に投げる。

 ただ、この際に時間とかのバッファがあって、もし片方が悪いやつで古い状態を投げて、自分が勝っている時に確定させようとかしたときになんとかなるようにする。

以上かな。

おしまい。


参考記事:
https://l4.ventures/papers/statechannels.pdf
https://medium.com/statechannels/counterfactual-generalized-state-channels-on-ethereum-d38a36d25fc6
https://medium.com/l4-media/making-sense-of-ethereums-layer-2-scaling-solutions-state-channels-plasma-and-truebit-22cb40dcc2f4

なっちアニメ24枚






チョッチ疲れた

でもクッソ楽しい

※これが一般の人だと言語処理とか人の話を聞いて理解する、という基礎能力に該当する.... 画像処理で基本ものを記憶したり考えているので....

ちなみにこんな風に作っている


キャラクターに命を吹き込むっていうのはそれ自体が仮想マシンを自分の脳の中に立てる感じで、表情とか感情とか髪の毛とか体との関係とか(肉体も心と関連しているので)、そういう複雑かつ体系的な情報量は言語とかじゃないから、そういうのを全部自分の中でストックして、運用して、活かし続けるというのはそれ一つで一個の筐体ぶんのコンテンツはあるんだ、ということはあまり知られていない。

言語だとか会話が流暢だとかいうのは、僕からすると数ある仕様の一つにすぎない。

(でも僕ら画像、音ネイティヴはそれだけだとよっぽどトップにいかない限り間口がないので、なんとか言語がわと折り合いをつけ、後から言語を搭載していく形になる)

ひろみん描いて見た


なっちんちん 描いて見た


Flirt with Siri

I hate Siri. Here is why.

Saturday, June 9, 2018

【イケメン?】一人目の新メンバーを紹介します

なぜ日本のオジさんは女子高生が好きなのか

名目、とかお題目、といったフィルターを抜きにこの命題について語ろうと思う。男女ともに、名目で異性への選好性を直接的に表現するのを厭う傾向にあるからだ。なぜかというと。自身の選好する異性像は大方実際の異性の母集団には受け入れがたいものであり、異性の母集団からの自身の評価を下げる。そのリスクを避けるため、人間は本音と建て前を使い分ける。例えば女性なら:

1. 高身長がいい(175以上)
2. イケメンがいい
3. 年収は1000万以上がいい
4. 長男じゃない方がいい
5. やさしい

というように、男性の母集団がこの条件を認知したときに、この女性の評価を下げるような(批判の対象となり、この女性を選好の対象から外すような)選好性であることは間違いないが、僕がよく外で聞きかじる女性の会話の範疇では、背が高いというキーワードは割と選好性としては優先度が高いようである。

1、2については社会的ファクターよりは生物学的ファクターが強いように感じる。事実、高身長はオスとしての優秀さを測るのに手っ取り早い尺度である。事実、スパーリングをやっていても高身長の人のパンチはよく当たるし、リーチが長いので有利であるように思われる。もちろん、身体能力と身長が必ずしも正比例はしない。だが、直感的、統計的には正比例している。(僕は例外をたくさん知っているのでこの限りではないことは多いし、じゃあKIDさんはどうなんだよ、という話ではあるが)
多くの女性は男は大きい方が魅力的、というのは割と事実かもしれない。2についても、多分そうなのだろう。昔職場の後輩にイケメンがいたが入れ食いだったようだ。

3、4については社会的な要因が強いかもしれない。また、1、2も含めて、女性の間でのステータスなど社会的な快適さの問題もあるだろう。

ここまでを選好性(A)としよう。

これをリバースしたのが男性の選好性である。

1. 若い方がいい(20代以下)
2. 美女がいい
3. やさしい (自分に都合がいい)
4. 過去の経験人数が少ない(かもしくは0)
5. 家庭的

1については単純に生物学的な保存状態の問題であり、本能的に若い方が魅力的という風にインプットされている。また、結婚をする場合、多くの男性は5年後、10年後の相手の保存状態を想定する。なので30の女性を見たときは40の時の相手を想定する。
また、4にも絡むが、年齢を重ねると過去の経験人数もそれに正比例する、と考える(特に自由恋愛市場では)。過去の男性経験20人の相手と、過去の男性経験3人の相手ならば後者の方が生物学的精神的価値は高い。
1、2、4あたりは男性同士の社会的ステータス(虚栄心)も含まれる。

ここまでを選好性(B)としよう。

そして、これら選好性(A)と(B)は対照的である。どちらの本音も反対のサイドから見ると「気持ち悪い」。だがその気持ち悪さの根幹は自身の存在理由を否定しうるからなのでは?
ちなみに、一緒に会話していて楽しい、とか、精神的なレベルの選好性は建て前の可能性が高い。こういった、相手への条件、選好性の条件のパラメータを最大値まで振ってしまうと、身もふたもないものになってしまう。一言で言うと、「理想が高い」のである。(トランプ夫妻とか見てるとわかりやすいよね)

幸福な交際や結婚をする人は完璧な相手像を追いかけるゲームからは離脱する。条件ベースの選好性は相手を商品として考えており、(そしてそれが多くの人間の実存とか業であり)、そのような尺度でコップを満たそうとしている。それと対象的に、幸福な人は大きな石を2、3個相手から見つけて、それをコップに入れて、よしとする。それは、現実的であり、持続可能であり、尊い。(子供を見栄を張るための道具にすることもなくなるはず)

ここ最近のジャニーズの不祥事はこれを明確に表している。ある意味で言えば、彼らは愛を手に入れるというゲームでは敗者となってしまった。そうすると大きな石はもうなくなってしまったので、あとは若さが優先順位としておどり出る。

さて、ここからが本題だが、漫画家、「漫画家志望(私)」のお仕事はこの、どうしようもない人間の母数に「疑似恋愛」「夢」を与えるお仕事である。相手に対して完璧な(1−5)を満たす異性を作ってあげて、息を吹き込んであげて、排他的にあなたのために提供してあげて、コップに(一時的にではあるけど)何かを満たしてあげる。それでお金をもらうお仕事である。

そのためにどうやったら相手が喜ぶか、どうやったら相手が自分のキャラクターにメロメロになるか、どうやったら自分のキャラで妄想するか、そういったところまでをきちんとコミットしてようやく生活ができる。

そういうお仕事である。もちろんそういうジャンル以外もあるが、なんでアメリカの映画に嫌という程ベッドシーンがあるかを考えてもそれは自明であろう。

そういうお仕事である。

日本は某先進国みたいに大人がアリバイをアピールしないと社会的に死ぬわけではなく、そこには「ヲタ」「腐女子」というバッファがあるので、そこにBLとか、女子高生乱発ビジネスが存在しているだけである。コンテンツ産業の基本のき、である。

Friday, June 8, 2018

脅威論について

脅威論というのは僕は好きではない。というより、特定の集団をデモナイズ(悪魔化)するのは、自分たちの手の届く範囲の経験が絶対化されているからでしかない。

隣接した、自分たちより経済的、軍事的ポテンシャルが高い集団が脅威として映るのは至極当然である。それに異論はない。それに、そういったものを外圧として規定したとして、外圧と均衡を取るために対策をとるというのも納得はできる。ただしそれはコインの片側でしかない。

どの集団もその国の合目的性に従っているにすぎない。そこに戦略とかがあるにすぎない。どの集団だって、自分の利益を最大化したいと思っているし、それが自然である。

なので自分たちの社会の問題点や脅威に晒されていることが外のせい、という議論にはあまり建設的な側面が少ない。「だからどうしたい」がない。そもそもこの問題でまずいのは、「確証バイアス」という人間の持つとっても厄介な性質で、自分のはじめに決めた結論や固定観念に人間は執着しやすく、それに反する言論には眉をひそめて拒絶する傾向にあり、自分の仮説や思い込みを肯定してくれる情報ばかりを取り入れようとする。

 なので多様な意見、自身の自説と真っ向から異なる意見を許容したりそれと交わることがない。結果どんどん偏っていく。その世界観はとても狭い部屋のようなもので、コンフォートゾーンではあるものの、広がりはない。

基本的に人や相手は思い通りにはならない。そして世の中には自分たちと異なる立場や文明や考えの人たちがおり、それぞれにそれぞれのストーリーがある。

基本的なことだが、気づくのは難しい。

自分の正義を持っていることはいい。ただし、自分と異なる相手を理解する努力は果たしてしたのかどうか。自分の正義は自分が正義だと信じただけのもので、それは自分の生まれや生育の経緯に根ざしている。それは絶対ではない。(絶対なのは自分が自分を生きているからである。)

こういった自身を客観化することはとても困難を伴うこともあるが、これなしには、21世紀を生きるのは難しいんじゃないかと思う。

自分に色々な対象への好き嫌いがあるのはその個人の自由だし権利ではある。でもそれは一つの部屋である。

いろんな部屋が存在し、共存していく以外に僕らの生きる道はない。

なのでそれが頭の片隅にあることは、バランスを取る上でもとても大切なことである。


※と同時に、巷でよく見かける「うちらはもう終わり」「うちらはもう衰退」論には辟易している。そんなのは嘘だしクソだね、という自分もあるし、でもあくまでもIMOである

Thursday, June 7, 2018

高野千春氏について

高野千春という漫画家の、過去の特定マイノリティに対するTwitter上での差別的な発言が問題になった。キャプチャで少しみたが、いわゆる典型的なネトウヨのそれであり、正直感心しなかったし、馬鹿だなと思った。

馬鹿だなと思った、というのは、到底一般的に許されるものではないということ。であり感心のないことについて自身の思想的アリバイを立証することではない。本当にレイシストでダメなやつだな、というのが感想だった。

 そして、彼の漫画のアニメ化は中止の運びとなった。

だがちょっと待ってほしい。 この流れは本当に正しいのかと問われると、これは極めて危険なんじゃないか、というのが僕の感想だ。

なぜネトウヨがダメなのか

この命題についてまず感情論を抜きにして考察してみよう。日本の言論空間では「ヘイト」とか「サバイバー」、という米国の単語をいびつにコピーして崇拝しているような嫌いがあり僕は好きではない。自国の、地に足がついた概念に消化できていない時点で表層的な借り物競走のような印象すら覚えるからだ。ネトウヨの与える公害というのは、まず第一にその発言や方向性が社会的なマイノリティや弱者の人権を侵害するから。一般に人間はその門地や生まれを選べない。また、いろいろな事情で日本に滞在する外国人やその家族もいる。彼らの目につくところに彼らの尊厳が貶められる言論や表現があるということが、「暴力」となり、彼らの生活空間や彼らの尊厳を奪うこと、これは暴力に該当する。そしてこの一人称の暴力を受ける感覚は、当人たちの自助努力では対処するのは基本困難であり、社会としてそれを抑圧するというのは極めて当然の社会正義だと思われる。それに、近代史の日本のコンテクストで考えても、人は人のうえに人を作らないし、人の下にも人を作らない。極めて歴史的土着的コンテクストからもシームレス、だ。

排除する側と排除される側

では高野氏への処遇(アニメの降板)は当然ではないか、ということについて僕は大きな疑問点を感じる。それは、まず排除する側と排除される側の問題だ。例えば、ネトウヨや人種差別主義者の持つスタンスや作用として、特定のマイノリティを、比較的力のあるマジョリティが排除するという構図をとるものである。我が国においては在日外国人に対しての、「穢れ」を押し付ける行為、差別的な待遇や態度、抑圧、社会的に不公平な取り扱い、名誉の剥奪、犯罪や良からぬ行為が起こった時に全ての所在を彼らに押し付けるマインドセットなどのルーティンが確実に存在していた。これは「排除する」という行為だ。
これらのベクトルが社会的に容認されないようになってきているというのはとても良いことのように思われる。

 ただし、この甲が乙を排除するという構図、この甲と乙は可変であり任意のパラメータとならなければ、それは社会的な正義ではなくただの既得権益でしかない。

 例えば、アニメ業界の資本の流れとして、特定の立ち位置の人間のスタンスが資本側と逆立していたために乙が排除されるのは当然のフローとして容認されたが、これが別のコンテクストでは乙は暗黙のうちに了解される、であるとか、前者よりも社会的な制裁のトーンが弱い、というのは非常に不公平であり民主的ではない、と感じる。これを正当化するどのような理屈も既得権益の手垢がまみれている。甲と乙のパワーバランスはスタティックではないし、立場だって代わりうるのだから。

 すなわち、共産主義的な集団が保守的な集団を恣意的に抑圧することは許されない。全てのベクトルを持った全ての個体が、甲乙どちらの側に立ってもどちらも同様の行為に対して同様に扱われ、制裁を受けたり守られたりするのでなければ、「特定の立場や背景を持った個人が社会的公正を名目に相手に対してアドバンテッジを取りに行っている」だけにすぎない。

 人は失敗や変化をする生き物である

人はそもそも初期状態は無知である。例えば 同質の個体の集団に囲まれていれば、そうでない対象は疎外の対象となる。また、人間は失敗をするし、その失敗には程度の差もある。ウーマン村本が行なった発言についても、もし高野氏を制裁するのなら考慮しなければフェアではない。それを程度が違う、ああだこうだと考えるのならあなたは自身の背景や立ち位置が高野氏と逆立しウーマン村本と同方向、というだけにすぎない。片方のベクトルや背景だけを優遇するのは、公平ではない。ベッキーなどについても、例えば個人的にはベッキーとは関わりたくないし不倫経験のある人と個人的関係は持ちたくないと「私的には」思うが、それは社会的な扱いとして本人に押し付けられる類のものではない。まして人は変化をする生き物である。甲が乙を憎悪したり差別的感情を抱いていたとしても、それは時とともに変わらないという保証はないし、その人間は何かをきっかけに考えや立ち位置を変えるかもしれない。それを、過去のネットのアーカイヴで裁き続けるということは非生産的であり、時に単に「間違っている」。(現在もその立ち位置が連続している場合は、この限りではない)。一例として、1回、強いロビーが気に入らないことをやったから一生社会的に死んでね、がまかり通る可能性が存在するのは非常にまずい。


副作用

また、この手のアレルギーの持つ副作用は、特定の動詞を持った集団への嫌悪を示せなくなる、免疫がなくなるということである。対人種、対民族的な主題ではこの限りではないが、(なぜなら人種民族ナショナリティはただのフレームワークでしかないことが多いので。例えばあなたが日本人で、私の全てに共感できるかといえばそうではないだろう。また、同じ人種でも世代でパラダイムや態様が全く変わることだってある)特定の集団が持っている「動詞」に対して嫌悪感やNoを示せない、それが社会的公正を盾に制裁の対象となる場合、それは民主主義を腐らせる可能性がある。例えばオウム真理教へのヘイトはダメ、というのをサリンの前段階で正しい主張として考えることは難しいし、癌を癌と扱えないということは社会にとっては患部が広がっていくということで、これはパワーバランスとしてもまずい。(とくに 対象の動詞の母体の資金的その他の力が強い場合、それはゆるいファシズムとして作用する)これらへの監視装置やカウンターがないということは、またそれがこれらのコンテクストを盾に封じられるということは、既得権益を助長することに繋がりかねない。

アリバイ

最後に、わかりやすい差別を封じ込んでいく時に起こるのは、わかりにくい根の深い差別のある個体の生存の可能性をあげることになる。全てのわかりやすい憎悪を「排除」していくと、「憎悪を持っていないことを」「アリバイ」にする習慣や癖を人々に与え、またそのような個体が生き残りやすくなる。今のアメリカである。下に見ていることは変わらないかそれはより強化されるが、口を開けば「僕は君たちの味方」的なやつが増えるということだ。不良はリーゼント、ヤクザはそれっぽいう格好であったほうが最低限識別し事前対処もできたが、それすらも難しくなる、ということだ。そう行った擬態をする個体をたくさん生産することが建設的なのかがよくわからないし、であればそう行った個体がもっと試行錯誤できる場所や機会を増やしたほうが結果的に差別の総量は少なくなる気がする。それに、喧嘩もできる。


まとめ

民主主義のあり方として、いろんなベクトルの個体や小さな集団がそれぞれお互いに気に入らないことがありつつも、押し合いへし合いしながら(三島由紀夫の対全共闘の際の言葉を借りれば)、それぞれが相互作用で修正していきつつ妥協点を探り合うというその本質が必ず上位にメタ認知として存在しなければならない。桜井誠も、井筒監督もどちらもアゴラの中心に立ってはダメで、そのグレーゾーンをどのようにキープし、どうやって全員をWINWINにするか。極論を殺していけば、それ自体もある意味で人権弾圧にもなりうるし、しかし極論の影響力に閾値を書けなければ死滅する個体も存在する。どちらにせよ、甲乙のどちらに何が入っても権利、制裁、動詞の閾値として同様な扱いがされることである。個人の発言のアーカイヴについて、またそれへの制裁について、必要以上のものが課される可能性へ、それがフェアなのかどうか、一人称(僕がこれに属してるから許せないんだー!)を排除して適正手続をどう確保するか、について常に警戒していなければならないし、でなければどのようなところから恣意的な暴力が民主主義を瓦解させていくかは、未知数である。
注意されたし。


よかったらクリックしてねー 
http://amzn.asia/9Y292cX 

Tuesday, June 5, 2018

最初の8分で

本能Z 20180530 【360日キャバに通う男/滑舌悪すぎ美女キャスター/世界一のモデル】




モデルの子の人間性が8分の時間に完全に如実に表されている

まともで、コミュニケーションができ、謙遜であり、気を配れる

一度本能Zに本当に終わった女アーティストの人が(生育環境など事情があるにせよ、自由という名のスポイルされた感がすごい)きたので、さらに対照的に際立って違いが受け取れる。

TVや広告というブラウン管を通じてすら、「仮面を被っている」「被っていない」「まともな人間である」「まともな人間ではない」

ということは読み取れる

まともな子を見るとホッとする

目につくところにバンバン晒して「ほら、受け入れろ、受け入れろよ」されても不気味さが際立つこともあるし、一回の登場で親近感を得ることもある。

わかる人はわかっている

(って言い出すと「一見人当たりがよさそうなのに...」セオリーの時事のSEOをあげてきそうなところが救いようがないな...と思ったりもする)

Friday, June 1, 2018

「あなたの思いついたアイデアは、ほかの人がすでに思いついたものだ。」はウソ

「あなたの思いついたアイデアは、ほかの人がすでに思いついたものだ。」

僕はこのセンテンスが嫌いだ。このセンテンスをいう人は、本人がクリエイターの素質がない、というそれだけの一言で終わる話だ。

また、ホリエモンさんの、「これからはマッシュアップの時代」という考えも違うよね、と思う。

共産主義の日常は、(世間的な評価はどうあれ)、 この前身は存在しない。そして、僕は人が決して思いつかないようなものを出すことができるという確信があるし、そうでなければ出さない。

マッシュアップ論とか記号論とか、その手のものはただの詭弁だと僕は考えていて、それはどんなものでも赤と緑と青の組み合わせで表現できるから結局は三色だよね、とか、コンピューターは0と1だよね、とかその程度の愚論に思える。木を見て森を見ているという意味での痛い勘違い。

新しいものを作る人はそういう思考回路ではないし、そういう脳みその仕上がりでもない。

そんな決めつけは糞食らえ、だ。

確かに右から左にコピーしかできない職業クリエイターはいるし、それなりに稼いでもいる。というよりその手のモラルハザードを冒しながらも、堂々とそれで食べれている人たちはいっぱいいる。でもそういった毒麦だけを見ていたら、本当のイノベーターが見えなくなってしまう。


ビットコインはマッシュアップではないし(そうこじつけることはできるだろう)、らんま1・2もマッシュアップではない。

でもその当時から、似たように「もう新しいものは出てこない」とぼやく人たちはいて、そういう人たちは決まってクリエイターではない。

そんな価値観は偏っている