金銭的な成功を得るために大事なポイントの一つに、
「衝動を抑える」
がある。
これは小さい小競り合いを捨てて勝負するところを見極めて勝負する、ということで、
この「衝動を抑える」ができないと、絶望的に金銭的にはマイナスの結果が待っている。
例えば
「怒りを抑えられないで、カッとなって応酬をした」
というようなケースだ。もちろん人間なのでそうなってしまうのはわからなくはないが、
だが、多くの場合、これは損失しかもたらさない。ものによっては、取り返しのつかない損失だ。
「カッとなって、相手を恫喝して、そのまま警察に御用になった」
「カッとなって、相手を恫喝する癖があったが、たまたま相手が悪く、危害を加えられた」
「カッとなって、相手を恫喝する癖があったが、エスカレートし、殺してしまった」
「カッとなって、罵詈雑言を書き込んだために、社会的信用を失った」
このようなかたちで、
「カッとなって・・・」
という衝動にブレーキをかけられないというのは
(1)「社会的信用」の損失をすこぶる得やすく
(2)本来かけるべきエネルギーを別の優先度の低い小競り合いに投入し
(3)結果として金銭的な損失を得やすい
というところで、まあろくな結果が待っていないことが多い。
近年問題になっている煽り運転のトラブルもこの類で、煽るがわは経済的には詰んでいることが多い。
もちろん金銭的に困難にある人を十把一絡げにしたいわけではなく、
例えば低所得といわれている人でも人間として尊敬できるような人が(私は格闘技のコミュニティにいたので)
あったが、
ただ、「前科がつくような大きなマイナス」を繰り返すというのはもはやお話にならないものであって、
それは人生自体の浪費でしかない。
もし、経済的により成長したいのであれば、「自分をコントロールする力」「無闇に煽りに乗らない力」「小競り合いを避ける力」「冷静さ」そして、「衝動を抑える力」というのは
「基礎」、「核」となるといっていい。
私も昔綾瀬にいたとき何度か喧嘩に絡まれたことがあるが(そのうち、一人は対武器であったが)
もし仮に相手にやり返して、顔を壊したり殺したりしていたら、
今頃は今とはまったく違う状態になっていた、といえる。
いずれにせよ、
衝動を抑える、
というのは金持ちになるためには「基礎」である
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