Wednesday, April 21, 2021

経営者と原因自分論

 リベ大の両さんの動画を好んで見ている。「本当の自由を手に入れるお金の大学」(朝日新聞出版)の著者でもある両さん(両学長と呼ばれているので、以下学長と呼ぶことにする)が以下のことを主張していた。


「経営者は原因自分論であるべき」


これ、ホリエモンも述べていて、つきつめるとアドラー心理学らしい。複数のいわゆる「金持ち」「経営者」の思考パターンというかアウトプットを追いかけていて、気づいたことがある。例えば、「保険」不要論。日本はすでに手厚い国民年金があり高額医療に対してのリスクも大幅に少ない(国の補助があるから)ため、100万程預貯金があればそこまで詰むということは考えにくい(もちろん貯金100万で生活防衛資金、はきついが)。かつ、民間の提供している保険というのは「外交員」に過酷なノルマを課して「売りつけ」させているものであって、構造としては彼らの給与と、本部社員や役員などの高〜い給与と、一部の限られた限定的な勝者に金銭が支払われる、というほかは多くは損をする仕組みである。結局ロトシックスと仕組みは変わらないので、であれば貯金+ iDeCo + つみたてNISAのほうが現実的にはるかにリターンが大きい。

これに並んで、「原因自分論」である。これは経済的に成功するために非常に重要だと思っていて、おおよそ貧乏になりがちな人は、問題があったときに他責思考に陥りやすい。

「〇〇の社会問題は、〇〇のせいだ!」

「俺が〇〇なのは、〇〇のせいだ!」

のように、なにかのせいにして、憤る。

もちろん、こんなことで世の中変わるわけないわけであって、自分が結果「行動し」「判断し」「自分をアップデートし」「結果を出していく」ことでしか現実は変わっていかない。

そのときに

「今この結果になったのは、自分が選択した結果なんだ」

と思える思考回路があれば、

「これは自分が選択した結果だから、この現状を変えるために今からこのような行動をしよう、こう動こう」

といったアクションをまずすることができる。

つまりすべてにおいて自分に主体性が発生する。

結果がでない人の場合、思考は逆である。例えば YouTube活動やSNSなど。

例えばあなたが毎回動画をいくら更新しても 10再生もいかない場合、

「俺はいい動画をあげている。周りは自分のことを理解してくれない」(他責思考)

であると結局自分に軌道修正や戦略の変更など具体的な行動がなく、または行動してもそれが前回の方法の繰り返しであり改善がみられないので、結局成果はでない。

ただ、原因自分論であるばあい、

「今回動画再生は10回だった。これは自分の何が原因だったんだろう?」

と客観的に振り返り、まわりから意見をとったりして改善しアップデートしていく、

その過程で成果が少しずつ上がっていく、のである。

これは商売では鉄則だし、その他のすべての活動でいえるといえる。

ここで変に自己正当化をするくせがつくと、もうそっから先にいくことはできない。

なので、プラクティカルな視点から見て、原因自分論は経営者やその他すべての金銭的自由を得たい人にとって重要な思想だとおもった。

そんなかんじで

Twitter: @suganomanga

keitaroimo.bandcamp.com

https://www.suganolab.com

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