漢 aka GAMI に続いて、舐達麻の逮捕。まあ予想はできていた。歌詞とかPVの中で自分は大麻を所持しているよ、栽培しているよということを公に歌っていたわけで、足がつかない訳が無い。
まあ今更でしょ・・・・という感じしかしない。舐達麻は日本のラッパーのなかでは稀に見る(というと怒られそうだけどこれは私のような雑魚の主観なので許して欲しい)「クオリティの高いラッパー」である。クオリティの高いラッパーというのはクオリティの高い製品を提供できるセンスとか実力があるということだ。
僕らはよくみてきたはずだ。フェイクなアーティストを。金とか広告にものをいわせたフェイクな音楽、アメリカをそのまんまコピーしただけのなんの付加価値もないラップ、名指しはしないけどそういうのにうんざりしていたはずだ。
REAL-T とかもそうだがいわゆる若干半グレ系の危ない系ラッパーのもつオーラというか、存在そのものがきちんと(というとおかしいが)凶暴でそれ自体が様式美になっている、アウトローが様式美になっている、やはりそういうラッパーってリアルなんじゃないか、漢akaGAMIってリアルなんじゃないか、
そう考えて、まあリルティーのばあいはちょっとアウトになっちゃったけど原則人を傷つけたりとか殺傷したりとかしない限り、まあ言い方はあれだが「たかが大麻」で刑務所にはいる今の法制度ってどうなのか????とも思う。
が、ここからは完全に私の妄想かもしれないが、
そういう日本の下方硬直的な法制度の狭間でもがいている彼らをある意味でアウトローの殉職者(marthyrdom)とみなすこともできるのかもしれない。
個人的には「きちんと」ぐれているラッパーには好感しかもてないし、それはおそらくは、例えば僕のような世間の秩序やホワイトカラーの虚栄の世界で、型にはまり暴力を封印して生きることしかできない、
法的制裁を恐れて自分に正直に生きられない(そして愚か者が役所でいきりちらす、みたいな)
そういうある意味で去勢された僕たち現代人にはもはや残されていない原始的な魅力っていうか、
そういういわゆる不良の魅力っていうか、
そういうのを彼らには見出すことができ、個人的にはとてもリスペクトできるし彼らの音楽は日本の資産だ・・・・とすら思うのである。
なので、これからも舐達麻には活躍して欲しい・・・・・と一ファンとしては思うのであった。
追記:
一つ残念だな、と思ったのは彼らのような人気グループでさえマリファナ売らないと収益が安定しない、という事実で、こっちがときにラップでビジネスをやろうとする人たちには厳しい現実なのかな.... とも思った。
事実、戦極MCバトルでの賞金も新人漫画賞の佳作なみにしょぼいし、やはり日本でラップの市場というのはパイが小さすぎて本当に一部しか生活できないし・・・・ということなのか?と。
そうすると、やはり海外市場にせめていくしかないのかな、やはり英語に切り替えるべきなのか・・・・・という確信を最近持ち始めた。
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