まあ、よくありがちな記事だが、個人的な観点・・・またまだ筋トレが流行る前(2012-2014?)に筋トレをやっていたこともあり(そして長いブランクあるのだが)、なぜ自分が筋トレをしようと思ったのか、また筋トレのもたらすメリットについてまとめたい。(あくまで個人の主観である)
まず私個人の動機的に・・・2番目のIT会社(グルメ系)で、とあるGURUなエンジニアの上司がいたのだ。彼は感情のコントロールが難しく、いろいろな人(立場関わらず)とトラブルをよく起こしていたが、でも技術力はすごかった。
彼の名前を三毛さんとして、三毛さんの隣に私はいたんだけど、やはり三毛さんのパワハラは壮絶だった。
このパワハラに耐えかねた私は、「このパワハラ」に対処しないと死ぬ・・・と思った。
ハラスメントに対処する、ハラスメントの脅威を極小化させる(当時2012年?)ため、私は10キロのダンベルを2つ買った。まるで発想は中学生の坊主である。でも継続した。
継続したら、今度はジムに行きたくなってきた。そうしてベンチプレスを覚えた。
ベンチプレスを継続して、102kg(今では考えられんが)まであげられるようになった。うちの親は得意げに私の70kg達成の賞状を飾っていたが、あれはクッソ恥ずかしいのでやめたほしかった(70kgとかゴミやろ・・・)
まあ何が言いたいかというと、体を変えることでやはり自信はついたのだし、もちろんその時は歩き方とかもイキっていたが、それでも電車内で、めちゃめちゃ凶暴に女の人に脅しをかけていたヤンキーさん?が私の体をみて急に大人しくなる・・・くらいなことはあった。
つまり、「ブラフ」として機能したということである。
いじめ、は学校でも、社会人の職場でも、またその他の場面でも、これは普遍的に起こりうる。
常磐線で、ヤンキーたちに首根っこ掴まれていた細くて顔の白い眼鏡リーマン。そう、フィジカルな弱さは、とくに治安の悪いエリアでは「死活問題」だ。
つまり、
今いる環境が危険だと判断したら、自分の身体はそれに合わせて変えないといけない
というきわめて常識的な判断である。これは、オタクが筋トレ始めてイキる・・・とか、流行りで筋トレする〜みたいな時代以前の私の筋トレをはじめた動機であった。
あまり自分語りはよろしくないが、中学一年より柔道をずっとやっていて、不良さんとかもよく道場に入り浸っていていろんな人と喧嘩した。同学年のバスケ部のE川とももみ合いになったが、背負い投げで倒した。
だから自分は強いんだ〜、とたかを括っていた。
でもやっぱり見た目がひょろければ、結局はなめられるし、なめられるってことは危害を加えられるチャンスも多い。
Soft White Undebellyで、元囚人のインタビューかなんかでもあったけど、やっぱり牢獄内での体作りは「生き残る」「サバイバル」のために必須である。鍛えなければ、殺されるのである。
私が最近筋トレを再開したのも、やはり近隣の環境というか治安よろしくないよね〜的な理解があり、それが発端となっている。
無論2014?年頃から2年ほど日本拳法をやっていて、「やってないやつ」とやりあったら勝てる、という謎の自信(まあ生兵法な気もするが)あり、
でもいくら実戦で戦えても、実際に相手に危害を加えれば「前科」がつくわけで、
じゃあどうしたらいいかというと孫子の兵法にもあるように
「戦わずして勝つ」
ということなのである。もちろんでかくなってもタッパが違い過ぎればあまり意味はないし、でかいことによってつっかかってくる謎人種もおるが、それでもかなりのトラブルは初期段階で潰せる・避けられる・・・
そういった、「脅威」との向き合い方、
この世界・自分の身の回りは「脅威なんだ」という考え方、
つまり「治安」と呼応していると思います。
で、経営者がなぜ筋トレするか、ですが、
まあそれはアメリカ的な論理で言えば「自己管理」とかそういうシンプルな話になるでしょうが、
個人的には「老い」=「やる気の減退」みたいなことを防止するためだと思います。
結局、体がすべてを決定しますから、
体がないと正岡子規みたいなことになっちゃう。
だから、「三島由紀夫現象」なる単語というかそれに表彰される揶揄ってすごく薄っぺらいと個人的には思っていて、
体を軽視するとそのつけはどこかで(丹羽文雄の晩年みたいな)払うことになりますから、
「美しきself-destruct」を嗜好するにせよ、そうでないにせよ、
やはり筋肉は大事だと思いました。
まあそんなかんじです。
あざした。
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