Tuesday, September 27, 2022

小さな幸せについて

 今の時代、時間はとても早く過ぎていく

毎日がめまぐるしい。情報はたくさんで、休む暇がない。

あらゆるところで、情報が求められる。

情報がなければ、裁かれる。

僕らの価値は、情報だ。

情報を抜いたら、位置ミリも残らない

だから僕らは、パーティーで、白い目で見られないように、

自分の価値を値踏みされることを恐れながら、

話している最中にスマホに目を落とされないように、他の人を探されないように、

情報を毎日貪欲に摂取しないとならない

今は情報社会だ

みんな、競争だ

人間讃歌をうたうには、人の醜い・暗い側面ばかりが目に入る。

そうして、疲れてしまう。

モモで描かれたような世界に、ぼくたちは生きている。

適応しなきゃ、生き残れない

でも忘れちゃいけないのは

ぼくは「人間としてのぼくであり」、「労働者としてのぼくである」

つまり2つで1つ

労働者としてのぼくは、つねに忙しい。

つねに裁かれる。怖い。勉強する。

競争し、つねに誰かと比較する

でも、忘れちゃいけないのは、もう一つの「ぼく」、

すなわち「人間としてのぼく」だ。

つねに、まわりに自分を顕示するための「ぼく」、すなわち「虚像」、そういう世界で親友は生まれない。

弱みを見せちゃあいけない。だから理解もない。

理解も求めない。

家族はちがう。

家族はつながりだ。

つながるためには、愛が必要だ

だれかに誇示するための愛。

インスタにのせるための旅行。食事。

拡張し、膨張し、最後に破綻する。

観客を血眼になって探すための愛。

ツイッターに投稿する家族の手紙。

ツイッターに投稿する、やさしい思いやり。

善は観客を必要とした途端、腐敗する

善は慎ましい

善は内的なものだ

内的なもの、じぶんの内面の世界を、すべて外部化した結果、人間の内面はどんどん削られて、

空洞になった。

愛は無条件

神はぼくたちを無条件に愛したから

無条件の愛は、大きい愛ではなくて、

小さな愛

小さな幸せ

小さいものは、壊れない

大きい愛は、虚栄の愛

大きい愛は、観客を必要とする愛

大きい愛は、小さな綻びで、崩れます

神の愛

小さな愛

小さな楽しみ

小さな会話

大事なものは、とても小さい

とても小さいものが 見落とされがち。


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