会社を作る前・・・ロバートキヨサキの金持ち父さん貧乏父さんなどを読んでいて、そのシリーズで投資系の本も読んでいた。
資本主義社会において労働者層であること(E, S)がいかに非効率でリスキーな働き方なのか・・・ということが述べられていて、もし富を効率的に増やすならば(B, I)しかないということが結論づけられている。
すなわち(B)事業、(I)投資である。
(E,S)は非雇用状態および自営業である。
もちろんこれには異論なく、自分の有限な時間を労働に投下する働き方は日銭を稼ぐ行為であり出口はない。せめてできることは貯蓄をすることであるが、そもそもサラリーマンは厚生年金や健康保険が月額報酬に従って増える(し岸田政権でさらに増える)ので、企業としては正社員の給与は固定費(=リスク)なのでどうしても守りに入らざるを得ない・・・ゆえに必然的に給与は低めに抑えられる・・・という全体的な性向は今後も変わらないように思える。(これは法人税優遇などの制度をもうけたところで大した変化は起きないように思う)
リチャードによれば(S)も金銭的な成功という観点から言うとアンチパターンということになる。
なぜなら、例えば八百屋さんがわかりやすいが、八百屋さんは雇われではないし自分自身で経営(個人事業)をしているけれども、それでもつねに仕入れから店番まで原則は自分でやらないといけない(バイトを雇うことはできるけれども)
そこで、本質としていかに自分の可処分時間を減らさずに収入源をえて、またそれを拡張していくかということが重要視されるのである。
起業家は不採算を続けることは死を意味する。誰かがおしめをかえてくれるような世界ではないのだ。
ただ、これは一部修正が必要だと思う。
一緒に何度か仕事をさせてもらっている「ありがた〜い私」という声優さんがいて、この方はご自身でも「ありがた屋」というサークルを運営されているのだが、まだ20作品程度しか出していないのに
200DL,500DLという実績を叩き出している。
彼女は僕がみるに多くの基幹部分をご自身でなさっている(自身の音声リソースを使い、台本から企画から全部自分でやっている)ので、まあおそらく限りなく(S)quadrantに近い。
だが、僕は彼女の立ち位置はどちらかというと(B)だと思う。
なぜか。
https://suganomanga.fanbox.cc/
それは、プラットフォームを使用してデジタルコンテンツ(=デジタル資産)を保有し、増やしているからである。
どういうことか?
すなわち、プラットフォーム上に自身のデジタル商品をストックし、積み上げていくと言うことは
「過去の自分が稼いでくれる」
ということを意味するからだ。
企業に所属する場合、基本自身が10月いっぱい働けば、得られるお金は10月分の時間を換算した給料であり、それ以上ではない。
ただし、デジタル資産を保有しているということは10月分の労働分は、「資産に対して時間資本を投下した」ということになるので、それが5年後も10年後も自分に入ってくるお金になりうる。仮に、例えばエロ漫画をAmazonKindleで発売したとして、それが1作売れれば200円しか入ってこなかったとしても、それは10年たっても自分が寝ている間に200円稼いでくれるかもしれない。そう言う意味では、株式の配当よりもコスパは高い。
つまり、時間リソースをデジタル資産に投下すること、そしてその資本投下をメインは自分で膨大に費やして、そのうち自分以外の能力をもつスペシャリストに少しずつその業務をきりわけていくことで自分の労働時間を減らすこと・・・
これははじめは赤字になるだろうが、文字通り「不労所得」であり現実的に懸命な選択である(なので、ホリエモンがラップやったり本をばんばんすったり動画を作るのはそういうこと)。
スガノワークスも基本はこの路線にコミットする。
いわゆるエンタメコンテンツというのは、よほど本人が有名人とかでもないかぎり一発当てるというのはギャンブルみたいなものであり、かならず収益の地盤を固めなくてはならない。
そのために、現実問題としてエロは必ず抑えておく必要がある(ここは抑えないと、事業としては「お話にならない」)
投資で言えば地盤を債券(=エロ)で固めておいて、その地盤のうえでグロース株(=非エロ)を追加していく、という戦略である(これはほぼマジョリティの同人サークルの共通認識であると思う)
今はまだ月にならすと2〜3万の収益でしかないが、これは販売本数でいうと月200本超は売っているので、これを積み重ねることに意義はある。
これと並行して、アニメのYoutubeコンテンツと音楽の方にも注力するが、いかに優秀なフリーランサーと連携してプロジェクトを成功させていくかが鍵だ。
というようなことをつらつらと・・・・
とりあえず、(S)=自営業 についてはデジタルアセットに労働時間を投下するというのは過去の自分が分身で働いてくれるような感覚なので、もはやこれは(B)といっていいと思います。
あとはどうやって量・質を確保するか
きちんとパイをとっていけるか、
デジタルだけにパクリを防止することが難しく(ナターシャも・・・)
が鍵なのかな。。。と思います。
そんなかんじで!
最後まで読んでいただきありがとうございましたー!
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