※注意 精神的に負担をかける可能性がある動画なので、小さいお子様や心臓の弱い方、メンタルの強くない方は再生しないでください
かのぐちくんという知り合いの知り合いのアーティストなのだが、
統合失調になっているらしい。
ユニークな切り口で独創性があると同時に、統合失調から見える世界というものに
ついて、大きなヒントを示唆している
統合失調の人は、一般に
(1)健常者が四角いブロックと線を使って世界の認識や説明を組み立てている(論理的)に対して、蜂の巣のような八角形のブロックがランダムにしきつめられたような世界認識、説明を行っている(箱の中にあるおもちゃを順序立ててお片づけしたり、分類したりする機能が欠落しているので、ただいろんなものをそこに無秩序につめこんでいくかんじ)
(2) 外界で感覚をとおして入ってくる要素について、それぞれの重要度とかプライオリティの軽重や区別をつけられない。よってすべて並列である(遠い、近いもわかりにくいので遠近法も困難である)
(3)(2)でいう度合い (degree)の濃淡を知覚出来ないので、使う色、認識する色がすべて原色となる
これは時間についての感覚についても同じことが言え、統合失調とアートについての関連性についてもいろいろと気づくこと多いと思う
逆に言うと、人間がどれほど複雑な過程を通じて認識の均衡や整合性を保っているか、ということを知るきっかけでもある。
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