Sunday, November 6, 2022

男の性欲について

 


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とあるツイッターユーザーのこのような発言がプチ炎上し、トレンドにまでなっている。

この問題について個人的には、「ネットのよくないところ」や「男のよくないところ」が浮き彫りになっているな、というのが個人的な見解である。

まず、このツイート自体の意図として「自分の性欲をコントロールしたいと思った男性に処方される薬」があれば、という仮定の話をしていて、男が全員強制で呑まされる、とは一言もかいていない。

なので「部分的に切り取って」「男の性欲」というトピックだけで燃えているような印象を受ける。

また、「男の性欲がなくなれば社会が・・・」というのも01の議論、極論であって、

(1) この人は「そのような薬が開発・発売されたら」と言っているだけであって「その薬の処方が男性全体の義務になったら」とは言っていない。
(2) 一部女性のもつ「男性の性欲」へのネガティブな反応については、それは「ハラスメント」とか「暴力」の傷を負ったという具体的な過去の経験やトラウマが主にネックになっており、これが見えていない。

だから、その発信がなされたコンテクストというものと切り離して、「男の性欲」というワードに過剰反応して燃える、という意味でいわゆる「モテナイ男」「正義マン」というものが浮き彫りになっただけかと思われる。

また、このような発信をする女性側も、主に一部男性から受けた被害の強いトラウマ経験から、いわゆる「十把一絡げ」のバイアスをもちやすい。

これが、「日本の男は・・・・」という発信にもつながりやすい。

これに対して、男性側が「論破する」「正論で撃破しようとする」というところがまさに「男性側の劣等性」であって、そのような男はまず恋愛市場では淘汰される魅力的ではないオス・・・というただその現実があるだけだし、

今この時代・・・すなわち女性が自分を殺して忍耐すれば丸く収まっていた時代、男が女の忍耐に甘えていた時代ではない時代・・・に、きちんと今の「ルール」を踏まえた上で「女を楽しませる」男が「男」としては恋愛市場で勝つ、というきわめて当然のことではないだろうか。

だから、「じゃあ女も筋肉つけろよ」的な反応自体がもう「ズレている」のであって、そのズレを直さない限りは「じゃあ一生仮想の女か風俗通いで一生を終えろよ」というカウンターを食らうだけなのではないだろうか。

男性は・・・これは私も含めてだが、きわめて視野狭窄な「論理」に陥りがちであり、それは女性というOSの前には無意味だし、無意味であることをもって女性を敵視したり蔑視したりするというのは「だめな男」「淘汰された男」の自己正当化であって、必要なのは自分を「アップデート」することだろう。

昭和のように女性の尻を触って「しゃれ」にしたり、町中で「性的な目で」女性をじろじろなめるようにみたり・・・といった、本人は悪気がなくとも、そういうのってものすごく相手を不快な気持ちにするんだ、それは男が女を支配していた時代の残滓であって、今は通用しないんだ・・・ということは十分理解されるべきだろう。

なので、もちろんいわゆる「フェミ」界隈のもつ「男性敵視」につよいバイアスや問題があるのは確かとしても、これに敵愾心をむき出しにする男性側も幼稚というか・・・・それではモテナイよね、じゃあ男同士で・・・・する?というだけの話だと思う。

そして男のほうがフィジカルで有利な以上、男が負担を多くもつのは当然のことであって、その不条理を受け入れることができないならAVで満足してろ・・・ということなのかと・・・

まあだらだらと。



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