https://seiga.nicovideo.jp/comic/31782
https://www.comico.jp/challenge/articleList.nhn?titleNo=26014
意外と知られていないんだが、webコミックの中では相当インパクトのある作品だと思っている。
主人公(ハゲ吉)は足立区に生活保護で住む男性で、いわゆる「ジャンキー」である。はじめは生活保護を斡旋し搾取している暴力団員とのやりとりからはじまる(きわめて平和的)。
その中で、いわゆるスモールトークの中で実存とか哲学的な内容を展開させていく、というのがミソである。
いわゆる、「キメている」ときの精神世界というのがまるでリアルに描かれているというのと、会話の内容がとても深いものに(作者本人の自己価値の増殖とか、自己対話の蓄積... という意味で非常に深遠な、本質を穿った思考、人間観....)触れることができる。
おそらくは、この漫画は作者本人の「自己回想録」「自分語り」的な色が濃いのかな、などと思いつつ、近年稀に見る「読み応え」のある作品だと思った。
なのでもしよかったらぜひ。
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