Friday, September 25, 2020

ツイッターアカウントを全削除した話

 昨日、(一個前の記事にも書きましたが)ツイッターのアカウントを全部消しました。

スマホからも、ツイッターをアンインストールしました。

とくにトラブルとか炎上があったわけでもなく、スマホのSNSの中毒性(マイナスな影響)がその利点を上回ったから、というのが大きいです。

僕は大きく以下の4つのアカウントを持っていました。(削除済み)


@rapsugano ... 音楽活動用のアカウント(ラップ、作曲など) 

@lovelysugano ... 漫画のアカウント

@eldersugano ... 小説用アカウント

@geeksugano ... エンジニア(IT)アカウント

@politicsugano ... 政治の愚痴アカウント


僕個人として、その活動(人格)が大きく上記上4つに別れていて、一番下が愚痴だけを吐くアカウント、としていたのですが、よく考えるとタイムラインをみたり、自分のツイートを反芻する時間コストが大きすぎた。

特に、@geeksuganoについては有益なエンジニア関連の情報をリツイートしてたりしたのだけれど、(そのため最新の情報にアクセスできていた、というのがあったが)やっぱり細切れになった情報(リンクがあるにせよ)を流れるタイムラインとして観照するというのが時間を浪費しているようにみえ、自分がいつの間にかツイッターの奴隷となっている感覚があった。

ブログとか、ドキュメントとか、纏まった構造体としての文章をnoteとかMediumとかに掲載するのは知的なアウトプットとしては健全で、編集も可能で、情報のブロック単位が大きいという特性があるが、ツイッターは Online fartなどと揶揄されるように、思いつきで(または酒に酔った状態で、とか衝動で)書き込みやすく、刺激的なタイトルや情報に対していわゆるクソリプ、とかRT,とか批判Quote tweetとかをしやすく、これも一体なんの生産性があるのだろう、と思った。

近年木村花さんの自殺をうけ、とくにこのSNSの弊害も浮き彫りになったと思う。

SNSは、インタラクティブに情報交換する対象を選別できない。

優性論者ではないが、事実上として、人間はその知的能力(X)および人間性(Y)に相関してクラスタを構成している。


(i) 頭がいい人、すなわち思惟能力高く、与えられた情報に対して精査ができる(pros/cons両方を組み立て、必要な情報を様々な角度から集め、論理的に評価できる、アカデミックな前提をもっていればプラス)人はほんの一部である。

頭がいい人は煽ってくる情報や過激なヘッドラインについて、一呼吸おくことができる。例えば「ジャニーズはクソ!うあああああ」という一行が赤と蛍光色で流れてくれば、まずジャニーズについて徹底的に調べることができる。その上で評価する。

(ii) 普通の人は同様に、バランスをとることはできる。一時的に「ジャニーズはクソ!うあああああ」という一行をみてそれに染まることもあるが、あとでジャニーズのファンなどと接触する機会などがあり(いや.... ジャニーズもまあいいかもしれないんじゃ)と maybeのスタンスをとることができる。

(iii) 馬鹿野郎である。実は人間の(特にネット上で活動的な)ほとんどは馬鹿野郎であり、論理的な思考力を持たない。まるで生まれたばかりのヒナのように一度自分が思い込んだベクトルだけを絶対視し、脊髄反射で物事を判断する。基本まとめサイトのような劣悪で偏った情報源(もはや情報ですら、ないが)を消費してバイアスを強化していき、「ジャニーズはクソ!うあああああ」というスタンスを信念として、それと異なる意見や考えを脳内でdemonizeし、敵視する。




もちろん普通の人間が一時的に馬鹿野郎に転落したり、馬鹿野郎が→普通の人間→頭のいい人にレベルアップすることもたまにあるので、このピラミッドは流動的ではあるが、肌感としてはこのピラミッドの比率が的を得ていると思う。つまり、多くの商業的に合理的なメディア(特に日本)はこの「馬鹿野郎」にいかにカタルシスを提供してあげるかが金銭的成功の鍵なので、ある。

馬鹿野郎は自分でものを調べない。

ツイッターもそのような使われ方をすることが目立つ。エンジニア界隈ではそういった物騒な炎上はほぼ皆無に等しい。僕が


RustはGoより並列処理いっぱいできる


みたいなツイートをしてそれがめちゃくちゃRTされ、ガチのGo開発者に絡まれたりした、がその時

どんな実装の仕方をしているか?

こうしてはどうか?


など(空リプでちょっと怒られたりはしたけど)基本的には手取り足取りGoを教えてくれるというかんじで原則治安が良かった


ただ、僕の個人的な観測範囲ではエンジニアのそういったもの以外、絡みとかDMとか含めて、やはりひどいものが横行しているようだし(絵師へのクソDMしかり)、

基本的にコミュニティが開かれれば開かれるほどこの馬鹿野郎の比率があがっていく。

馬鹿野郎の比率があがっていくと、馬鹿野郎のうち、他者への想像力がない人間とか(アスペルガー症候群という病理学的意味ではなく)アスペ的な人間が個人に本当にクソのような絡み方をする。


木村花さんへの誹謗中傷は、


木村花さんがこの「攻撃的な馬鹿野郎」に対して露出してしまったこと


が主な原因だと思われる。

もちろんツイッターのようなSNSは自分のプロダクトを自分の社会的有名度や露出性におうじて売り込むツールであるということでは大きくプラスであるが、それは諸刃の剣であり、文章を構成しなくてもつぶやき(=愚痴、ヘイト、ごみ)を垂れ流す危険性(そしてそれが炎上する危険性)も孕み、ネガティヴな要素も大きくある。

であれば、いっそ割り切ってツイッターから撤退することは、アベプラのいうようにネガティヴな意味合いではなく「戦略的撤退である」。

つまりLINEやWeChatなど閉じられたツールだけを使うこと。

つまり不自由による自由である。


ツイッターを使用しなければ、

1. 時間を浪費せず、情報のインプットは本とか質の高い記事サイト、ブログとか情報のインプットの質をコントロールできる(まとめサイトや2ちゃんを見ていたらまあ....意味はない)

2. 情報のアウトプットや入力の単位を大きなブロックにし、細切れで何かを吐かない(これは文章をまとまりで構成する習慣がつく)

3. 炎上に巻き込まれにくい(または感知しにくい)状態になる


もちろん、まとめサイトや2ちゃんという馬鹿野郎の巣窟にアクセスしていたらもとも子もないので、そこは徹底することと、あとはスマホにインストールしているアプリを最小化することも重要である。


無駄なアプリをいれない。決済アプリとか最低限の連絡、二段階認証などのツールをのぞいて、全削除する。


不自由による自由によって、いろいろな意味で、自分に時間的な投資をすることができ、いろいろなリスクから自分を守ることができる。


そんな感じです。













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