事実関係についてここで述べるまでもないが、あくまで個人的な感想を。
今まで「究極の暴力」が身近にない前提・・・・で僕らは生きてきた、というか全体的にそういう感覚があって、
テレビや新聞で放映される戦争や暴力はどこか絵空事、他人事であり、自分には関係ない・・・・
そういう感覚がこの国には蔓延していたのだ、自分も含めて。
だから、自動車事故とか、事件とか、いろいろ放映されるけど、やはりそれはどこかよそよそしい・・・そして数日もすれば忘れられるような出来事だ。
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今回の宮台真司氏への襲撃は・・・おそらくは、言論人といった発信をする有名人と、その言論を暴力で封殺してやろう、黙らせてやろうという個人の怨恨の関係・・・だから1:Nの関係。
昔ストーカーに刺されまくった地下アイドルの悲劇があったが、有名人とか公人のもつ実存的なリスクというもの・・・それが露呈したんじゃないかと思う。
また、やはり暴力とか死、というのは身近なものなのであって、
のらりくらり、大道を闊歩して生きる、
大した物理的な戦闘力もないのにメンチを切ったり怒鳴ったりする愚かな中高年が露頭に溢れている、
そういう日常がある日「死」に転ずる・・・
ある程度武術とかの素養がある宮台真司氏で・・・すらこのような襲撃に対しては無力なんだから、
やはり我々がもう少し自身がいかに脆弱な存在であるかを再認識し、
そこから再出発すべきなんじゃないか、
そしたら、「無礼」は街頭から消えるんじゃないか・・・・
などと・・・(あくまで個人の感想でござる)
「武」っていうのはこういう突如発生する「暴力」をしっかり認識しているということで、やはり「武」は日常生活に組み込まれる・・・つまり思想なんだと思う
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