380円でネコをサブスクできるサービス、ネコホーダイが注目を集めた。
これが各所から顰蹙を買い、炎上した。
炎上したポイントはかいつまむと以下の通りである:
1. 命ではなく「モノ」として扱っている
2. 虐待するために買う人間がでてくる
3. 環境が変わることによるストレス
間違いではない。というより正しい。ただ、以下の反証もできる
1. 保護猫として受け取ったら絶対に虐待しないのか?
2. 飼えなくなって、結果捨てたり虐待するケースはどうする?
3.「殺処分されるはず」の猫が「よい」飼い主に当たるのであれば、それは現状よりはるかによいのでは?
4. サブスクをして、虐待目的の人間が交じる比率はそんなに高いか?
こういった疑問も湧く。もちろん論破したいとかそういうことではないし、怒りを感じる人の気持はわかるけれども、怒りを感じるひとたちがより「何が問題」なのかを言語化する・・・ということをしないと、01の話になるような気がする。(アベプラでは保護団体の人はちょっと発言が感情よりで説得力が弱めだった)
でも、初めに挙げられていたとおり「でも、雑すぎじゃね?」「倫理としてよいのか」というのも正しい観点と思え、重要なのはここで挙げられた定義が一枚岩ではなく、是非がそれぞれある程度の根拠がある、
であれば・・・どのようにしてそれを「クリア」するか・・・というのが問題なのではないだろうか。
まとめると、
- サブスク対象のネコを虐待するような人間・やべーやつに露出することは0にしたい
- 環境の変化によるストレスをネコに与えないようにしたい
とすると、考えられる方法は以下のとおりである
事業所や介護施設「単位」でのみのサブスクでビジネスモデルを組み立て直す(そうでないサブスクは違法にしちゃう)
要介助の難病・高齢者のみサブスクのハードルを下げ、それ以外のケースでは貸し出さ「ない」か通常の保護猫引き取りのプロセスに分岐する
サブスクできるのは(本当に殺処分一歩手前)のネコであるという要件を明記・担保する
サブスクの料金の下限を設定(1万円とか)し、客を「広げすぎない」
定期的にサブスクされているネコの状態を確認し、虐待が(軽度でも)確認された場合は資格停止(そして通報)する。
といったような改善をつみかさねることでクリアできるんではないか・・・と思いました。
どちらにせよ、このトピックについてはテック側にも愛護団体側にもどちらにも意見は理があると思うので、まあそんなかんじで。
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