Thursday, January 20, 2022

某建設資材会社でのベトナム人への暴行について

 SNS上で複数のアカウントの応酬(当事者側と思われるアカウント(根拠:フォロー数・フォロワー数が異常に少なく、ツイート内容がほぼそれ一色、確認しただけで2アカウントのみが精力的に連続ツイート・・・刑事告訴をちらつかせているのでおそらく利害関係者か当事者)、も含む)が行われていて、個人的にはただ静観しているだけなのだが、一応私の所感をまとめたい。


(1)私個人としては名指しで対象企業や関与した個人を誹謗中傷するつもりはない(メリットがない)

(2)当該企業(ここではX社とする)の主張では「一切関係ない、感知しない、関与していない」ということである。

(3)ただし、X社のサイトには当初ベトナム人実習生と思われる写真がホームページのメイン画像に使われており、その後そのベトナム人実習生の映る箇所だけ白色に削除される→最後に抹消された。

(4)X社の会社説明会の動画がYoutube上に掲載されており、そこでY事業部に関する記載あり、パワーポイントで「ベトナム人実習生」および「ベトナム旅行の行事」に関する記載がある。


(3)については誤解されるような箇所を取り除いた、という説明ができるし、場所が同じ、も取引先のやったことなので自身は関与していない、の説明も可能ではある。

ただ、個人の所感としては(4)の事実から(この動画、念のためDLしておいた)、「たまたまX社もZ社もベトナム人実習生をそれぞれ抱えていて、俺たちX社はZ社については一切感知しない」という説明は苦しいように見受けられる。

また、報道によれば当初ベトナム人被害者が会社に直訴したところ「暴行された事実はなかったことにしろ」と「嘘」と「脅迫」で乗り切ろうとしているスタンスが、

ツイッターや本社HPでの応酬・対応と酷似しているようにも見受けられる。


ただあくまでこれは今手元にある情報による私個人の感想であり、それをもって事実とするものではない。

現段階でX 社の関与を断定することは間違っているし、誹謗中傷・業務妨害はもってのほか

である、ということはここに明記しておきたい。


ただ、個人的にはX社のSNSなどでの挙動?と思しきものをトラッキングするに


「陰でとんでもないことをやっていた」

「問題が起こると、嘘と脅迫でねじふせる行動パターンがある」


と邪推できなくもない・・・・といった感想を持った(事実とはいっていない)


ただ、上記はあくまでも意地悪な見方であり、


公式サイト上で「関与していない・感知していない」と述べる、また誹謗中傷当事者について刑事告訴も視野に入れて動いているということは、


もし仮にそのスタンスで後で(嘘は絶対に最後ばれるので)関与(みて見ぬふりも含む)の事実があった際にはそのリスクは(社会的信用も含めて)計り知れないのであるから、


そのリスクまでとってこんな発表をHPでするはずはない、


であれば「白」では?


という見方も可能である。


(ないし、経営者層やマネジメント層から「マジで事象が見えなかった」というケースも存在する。この場合、有責性は上に存在するが、本当に上の及び知らないところで問題が存在していた、というケース←もちろんあくまで可能性であり、事実かどうかはわからない。意外と会社やその他組織におけるパワハラやいじめは、上から全くわからない形で進行していて、最後に取り返しのつかなくなっているケースが多々存在する)


なので、私個人としてはこのX社は現時点では50:50で疑わしい(これは直接加害に関与していないくても何かしらの形で感知していて、なにも対策を講じなかったケース含む)と思っているが、それもあくまで私個人の所感であり事実であることを担保するものではない。


このことについて、加害者を「日本人でない」という「憶測=差別による断定のずるい言い訳」や決めつけに結びつける愚かなアカウントが散見されるが、


在日外国人やマイノリティは、知能の低い差別主義者のダストボックスではない・・・


ということだけはここに明記しておきたい。


差別は無知による。



以上、個人の所感でした。



今回の事件を受けて、特定の個人や企業を叩くことはさして建設的ではなく、

このような結果にいたってしまったのはなぜか・・・・を分析し、


今後の再発防止のためのステップにする、


そういう意味で、これが僕ら日本人ひとりひとりの問題なんだ、


という議論にならんといけない気がします。


これは学校というとじられた社会といじめの隠蔽とすごく似通っている気がするので。


まあ、そんなかんじで。

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