Friday, March 3, 2017

横書きの日本語は劣っている問題

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 薄々気づいてはいたけど、横書きの日本語って基本なんかしっくりこないというか劣っている気がする。

 例えば現在ですら、文庫本などは縦の文化が根付いていて、漫画も基本縦書きだ。これを横に無理くり合わせたのは頑張って欧米に合わせたからで、突き放した言い方をすれば、そういった言語の運用自体が「欧米にかぶれて」いる。

  CJKは縦に書くようにそもそもできている。筆記体で繋げて書いてみてほしい。縦ならかける。草書体があったくらいだ。 これは例えば漫画のプロットなどを作る時、または紙に字を書く時長年ぶつかってきた問題だ。 ブルドーザーがF1に出て最高のパフォーマンスを出すことができない。また、レーシングカーが工事現場でいい動きをすることはできない。

 日本語は縦書きだ。 横は汚い。これが僕の結論だ。脳内で処理する時もそうだし、実際に書く時も非効率で、非合理的で、いびつで奇形である。 そのため漫画で横書きはそこまで浸透しない。 横書きなら英語のほうが断然早いしパフォーマンスも良い。 というわけでそろそろ、日本のWebや電子文書も、縦書きをデフォルトに維持することを意識した方がいいと思う。

 イザヤベンダサンが言ったような日本語が縦にも横にもできるといった賛辞は大きな間違いであって、ブロックは確かに横に並べて意味をなしたように見えるが、それが本来の機能を奪われていることを自覚すべきだ。

これは中国語や韓国語圏の人々にも声を大にして言いたい。


 日本語の横書きは非効率だ。それに全く美しくない。横に並べたらスペース食いつぶすばっかりのダメ言語としか思えない。

絶対縦にすべきだ。

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母国語をいびつな形で消費や出力することによってかかっている我々日本人への精神的な負担は、結構大きい気がするし、それによって腐ってしまった文化的な空気感とか、なんかそういう共同幻想ってあると思う。

「世界に誇る漫画〜」を馬鹿にする声も散見されるけど、漫画はそういう意味で日本の言語文化をきちんとプーリングしている数少ない文化の一つじゃないですかね。。。。(あと紙の新聞とか文庫本とか?)

ここから先は少し乱暴な仮定憶測なんだけど、若者の読書離れの本当の原因は、教科書やウェブや、諸々のインプットが日本語の横書きであることが浸透したことと関係があると思う。横書きの日本語とか読む気しない。だったら英語のほうがはるかに優れていると思う。もちろん、それを消費しているのが今の日本人なんだろうけど、絶対無意識に「そのこと」によるストレスや疲れは一人一人に溜まっている気がする

(もちろん横書きの日本語を使う人をディスっているのが本記事の趣旨ではない。そういった社会になってしまっている現状を憂いている)

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